旭岳、トムラウシ山｜武徳の百名山 | ヤッホー隊長・武徳が百名山を登り尽くす!

旭岳からトムラウシ山まで大雪山系縦走

＜1日目：7/3＞
旭岳ロープウェイ姿見駅～旭岳～裏旭キャンプ指定場（泊）
＜2日目：7/4＞
裏旭キャンプ指定場～間宮岳～北海岳～白雲岳避難小屋～忠別岳～忠別岳避難小屋（泊）
＜3日目：7/5＞
忠別岳避難小屋～五色岳～化雲岳～天沼～トムラウシ山～南沼キャンプ指定地（泊）
＜4日目：7/6＞
南沼キャンプ指定地～前トム平～トムラウシ温泉

7/2(火)大雪山系を縦走しに旭川まで来た。
旭川駅近くに前泊し、ここでガスカートリッジや熊除けスプレーなど飛行機に持ち込みできないものを買い揃える。
熊除けスプレーは、初めて買うが、「7m以内で熊の目をめがけて」などと注意書きしており、いざというときに役に立ちそうな気がしない。しかも噴射時間が6秒しかない。。それで2万円弱もする。
夜は門脇くんと合流し、ジンギスカンを食べる。「ジンギスカンバルマルマサ」という店に入ったが、ここが激うま。特にラムの刺身。
本日私は旭川駅に昼前に着いたので、昼の13時からかなり飲んでおり、登山前に旭川の街で遭難しそうになる。年齢58才になり、今の酒の許容範囲がやっとわかってきた。とりあえず、ビール3Lまでは安全区域だ。5Lを超えると意識が無くなる可能性がある。

7/3(水)旭岳ロープウェイに向かうバスの中で中條さんと合流し、ロープウェイ姿見駅から登山開始。2時間半ほどで旭岳山頂に着き（写真）、山頂近くのテン場でテン泊（写真）。ここがまた素晴らしいテン場。

7/4(木)門脇くんは白雲岳に登るため、1人早く出発。私と中條さんは、遅れて出発し、白雲岳避難小屋を目指す。ここまでの稜線は気持ち良く、通って来た旭岳やこれから行く忠別岳、五色岳、化雲岳、トムラウシなどがよく見える（写真）。
白雲岳分岐で白雲岳から下りてきた門脇くんと合流し、白雲岳避難小屋で昼食後、出発。
暫くして背の高いハイ松の群生の中に入り、道はあるのだが、ハイ松を除けながら、藪漕ぎ状態で歩く。これがとてつもなく疲れ、本日は8時間近く歩いたこともあり、今日のキャンプ場に着いた時には皆ヘトヘトだった。

7/5(金)キャンプ場を出発し、五色岳、化雲岳と頂上を越える。途中、昨日苦しめられた背の高いハイ松に苦しめられながらも、稜線に出ると素晴らしい景色に癒され（写真）、トムラウシに進む。門脇くんと北沼分岐で別れ、私と中條さんで頂上へ。トムラウシは、2度目だが、やはり何度も来たくなる素晴らしい山（写真）。ただし、山頂はガスって何も見えない（写真）。
トムラウシ山頂直下のキャンプ場にテントを張るも、19時過ぎから大雨と強風になる。雨男の中條さんがいるのに、ここまでもっていたのが不思議なくらい。夜中、雨と風の音で殆ど眠れず。

7/6(土)殆ど眠れない中、明るくなってきたので、4時前に起きる（北海道の朝は早い！）。雨は止んでいるので、5:25に出発。この後は、風雨とガスで景色が見えず、最悪な山行。トムラウシ公園など素敵なところがあるが、ガスで見えずスルー。まあ今回トムラウシは2度目で、前回素敵な景色を堪能しているので、未練はないが。
やはり、3泊4日のテン泊山行は、足に疲れが相当来て、やっとの思いでトムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘に着く。ここで中條さんと門脇くんは用が有り帰る。1人でトムラウシ温泉を満喫。

7/7(日)本日は帰るだけだが、19:45新千歳発の飛行機まで時間がありすぎ。トムラウシ温泉の宿の無料送迎車で新得駅まで行く。片道60kmあり、タクシーで2万円ほどかかるところを無料だ。11時前に新得駅に着き、中華屋さんで2時間半を潰す（ビール中瓶4本)。新得駅から南千歳までのあおぞら6号でビール500ml×2本。既に危険領域。新千歳空港に着き、5時間弱の時間があるので、ジンギスカンと大ジョッキ、そして映画「ディア・ファミリー」を見る。映画館ではビールを販売しておらず、既に危険区域なので、ある意味安心する。「ディア・ファミリー」は凄く良い話で、本日飲んだビールがそのまま涙になった。
飛行機は出発が1時間ほど遅れたため、その間バーで生中2杯、24時過ぎにやっと自宅に到着。久しぶりの家の布団。爆睡しよう！