蓼科山 | ヤッホー隊 | 社会人登山チーム

登山口から暫く行くとほぼ雪山になる。所々、ズボッと抜けたり、木の周りが大きく窪んだりしている。村山さんがこの雪に足を落とし、筋を痛めて歩けなくなってしまう。このトラブルさえ除けば、天気が良く、気持ちの良い山行だ。この年、大雪だったため、双子池ヒュッテは雪崩で押し潰されていた。村山さんは、足を引き摺り、どうにか大河原ヒュッテまで到着。

大河原ヒュッテは我々の他に客は居ない。夕飯は鍋だった。最高。しかも小屋の主人と話が弾み、酒までご馳走になる。

翌日、村山さんが歩けないため、私と中條さんだけで山頂を超え、出発地点の竜源橋まで戻り、車に乗って大河原ヒュッテへ。大河原ヒュッテには、一般道が通じている。ただ、結構近くまで行ったところで、土砂崩れで道が塞がれており、車では行けない。中條さんがここから歩いて村山さんを迎えに行き、なんとか無事下山する。