西郷の宿からフェリーで境港に戻り松江市街の宿へ | ヤッホー隊長（関武徳）の自転車日本一周の旅

59日目　 2021-10-22　西郷の宿からフェリーで境港に戻り松江市街の宿へ

第3クール・19日目

旅館松浜=0.7km(0:02)=おき西郷港フェリーターミナル==(フェリー)==境港フェリーターミナル=22km(1:13)=松江アーバンホテル

●距離：23.0km

●時間：01時間15分

本日、自転車日本一周第3クール19日目（全体の59日目）。
西郷港から8:30のフェリーに乗るため、6時に起き7時に出発。昨晩から雨の予報だったが、雨が降った形跡は無い。
本日は、これから行く松江の天気も午後から雨なので、境港に13:20に着いて雨の中を23km先の松江市街のホテルまで走る予定。
フェリーは、隠岐島諸島の島後（私が居た島）の西郷港を出発し、島前三島をそれぞれ巡りながら運航する。そのため、境港に着くのに5時間弱かかる。船内では、この後の残り少なくなった旅の計画を練り直す。このまま何事もなく進めば、あと4日で今回のゴールの九州の小倉に着く。
このフェリーは面白くて、行きは島根の七類港から出発。帰りは鳥取の境港に着く。七類港と境港は、結構近い。フェリーが着岸する間、この後、どうするか迷っている。雨が降っていなければ、美保関灯台まで行って松江市街のホテルに入りたい。50㎞弱の行程。この場合、昨日通った恐怖の境水道大橋を再び通らねばならない。雨が降っていれば、このまま23km先の松江市街のホテルに直行する。しかしながら、この場合でも江島大橋という（実家が地元の門脇くん曰く）「ベタ踏み坂」を通らなければならない。「ベタ踏み坂」というくらいなので、高い橋なのだろう。車のCMにも使われたらしい。
こんなことを考え、怯えながらフェリーから降りて自転車を引いていると、そこに門脇くんが居た！
「ん！？　なぜ？」とびっくりしたが、ここから近い実家に帰っていたので、来てくれたらしい（写真）。Facebookのコメントで、タイミングが合えば、という話しがあったが、タイミングが合わなかったので、なくなったものと思っていた。ただ、門脇くんは、本日中に大阪に行かなければならないので、屋根のあるベンチで、門脇くんが買ってきてくれたコーヒーを飲みながら話す。雨は次第に強くなり、松江市街直行コースに決定。
雨の中、出発。門脇くんが、出だしだけ車で案内してくれる。ここでお別れ。門脇くんありがとう！そして、今回は、僅かな時間だったが、また東京のいつもの店で飲もう。
門脇くんと別れ、結構な雨の中、松江市街に向かう。問題の江島大橋に来る。わざわざ逸れて橋の全体像を撮るも怖さは通じない（写真）。この橋は、柵が目隠しになっており、下が見えない。なので安心して走るが、たまに鉄格子だけのところがある。なぜこんな手抜きをするのか意味が分からないが、その間だけ、頭を低くし左側を見ないようにすれば大丈夫。橋が終わる頃、島根県の看板が見える（写真）。昨日、境水道大橋で果たせなかったリベンジだ。
その後、土砂降りの中、また、雷が鳴る中、走るも、出発して40分後くらいに雨は弱まる。道の駅で休憩後、来た方向を見ると素敵な虹が、しかも二重（写真）。
虹が出て暫くすると雨は止み、そうとなるとスピードは上がる。16時前に松江市街の宿に着く。
夕飯は、近くのラーメン屋「トタン屋」さんへ。本当は、2㎞くらい離れた有名店に行きたかったのだが、雨が結構降っており、あきらめた。
「トタン屋」さんの「しじみラーメン」の詳細は、こちら。
「トタン屋」さんから帰り、宿でスマホを見ていたら、門脇くんからメッセージが。『「ベタ踏み坂」を登る関さんを撮りました（写真）』。どこに私が居るか分からないが、分かれて10分以上経っていたので、またびっくり。
明日は、朝6時くらいまで雨で、その後、雨は降らなそう。しかもその後、5日間くらいは、晴れの模様。明日からやっとキャンプ生活に戻れる。そして、残り4日、楽しい旅にしたい。